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【TTSS】お題:酒 

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扉を開けた途端に広がる煙の臭いに、雨亜は思い切り顔を顰めた。
臭いの元凶が扉の音に気付き雨亜の姿を見付ける。
「よお」
霧氷は煙草を持つ右手を軽く挙げてそう言った。
「吸うなら外でやれ」
「なんでだよ」
雨亜は露骨に嫌そうな顔をしながらも、霧氷の座る椅子の向かい側へと腰掛ける。
対する霧氷も、雨亜の言葉に眉根を寄せた。
けれど雨亜が対面にやってくる事自体は不快ではないようで、彼を一瞥すると横を向き、吸い込んだ煙を吐き出した。
短くなった煙草を灰皿へと押し付け潰す。
そこには既に、ぐしゃりと潰され火の消えた煙草が山のように積まれていた。
「何かあったのか」
「は?」
「そういうの、自棄になってるみたいだったから」
灰皿を指差し、雨亜はそう言った。
重度の喫煙者である霧氷だが、淡々と大量に吸うような事は普段あまりしない。
雨亜は煙草を嫌うが、煙草ではなく酒で似たような事をやる自覚があった。
だから気に掛かったのだろう。
霧氷は少しだけ嫌そうな顔をし、新しい煙草に火を付ける。
「別に、何もねえよ」
壁を、しかしその先のどこか遠くを見ながら、霧氷はそう言った。
何かあったな。雨亜は彼の表情を見て、そう確信した。


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15分。
お題無視も甚だしいな!!!爆
雨亜は酒瓶持って霧の目の前で飲み始める、つもりだった。書き出すまでは。

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